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- あがり症が日本人に多い理由
あがり症の原因は日本の「恥の文化」にあります。
あがり症の人数は日本では推定300万人といわれています。
ただし、この数値は実際に統計を取ったわけではありませんのであくまで推定です。
アメリカではデータを取って調べており、いつも悩みを抱えていて慢性的なあがり症に悩んでいる、という人は人口の約5%もいるそうです。
また、かなり悩んでいる人といったように少し幅を広げてみると人口の12%います。あがり症のために社会的に何らかの弊害を感じる人は全体の2%です。3億人近い人口の2%ですから、相当な人数があがり症で苦しんでいるのです。
この統計からわかることは、あがり症はけして珍しい病気ではないということです。100人いたら2、3人はあがり症で悩んでいるのです。
さて、話を日本に戻します。
実は日本にはあがり症の患者が多いといわれています。というのも日本には「恥の文化」と呼ばれる文化があり、それが原因とされているのです。
日本では協調性を非常に大事にしているのはご存知かと思います。アメリカから見ると理解できないと言われますが、中学校や高校ではみんな一緒の制服を着たり、他人が持っているものと同じものをすぐに欲しがる傾向があります。
つまり「みんなと一緒のほうが良い」という文化なのです。
逆に言えば、「人と違うこと=恥ずかしい」と感じざるを得ない環境なのです。人に合わせるのが最善ですから人と違うことをするのは何かタブーのように感じてしまうのですね。
結果、人と違うことをして注目されることを日本人は嫌います。そして、最終的には、注目される場面に弱い「あがり症」の人が日本人の中に増えているという結論にいたるのです。
日本であがり症にかかっている推定300万人の中には仕事をしている人や学生など様々な人がいますが、それらの人も表には出さずとも、あがり症で苦しんでいる人たちがたくさんいるのです。
これらの人は全て日本という国の文化が生んだ被害者なのかもしれません。